【DATA】
[広さ] ★★★★
でかい。でかすぎ。
[物価] ★★★
40%東京
食べ物かなりやすい。 ホテルは香港なみ
[人のよさ] ★★★
ひとはよい。
[治安] ★★★
浮浪者、たかりアリ
[移動容易度]
バスがメイン。広いのに地下鉄が完成してなくて非常に不便
[総合おもしろさ@せつ]
[総合おもしろさ@さな]
★★★
2002 April 23 - 27
5days
広州駅前の
ひとだかり

駅では発車一時間前くらいからでないと駅の中にいれてくれません。写真ではよくわかりらないかもしれませんが、でかい時計のしたの電光掲示板のふもと、改札を待つひとが大分前からたむろして座っています。あついのに。何もすることないのか、不安なのか。
さらに駅前は、ものうり(野菜とか果物もうってる)客引きでぐちゃぐちゃです。人工の多さを痛感。
■広州にへきえき!
せつですが、都会のやかましさと、におい、暑さ、交通劣悪でダウンぎみ。はじめての中国で、緊張もしてて、広州には全然いい思い出がない。なのに長いこといるハメになり、さらにつかれぎみ。
ろくな雑感がかけ無さそうなので今回はサナにかわります。 ではサナイチどうぞ。


■しょにち
広州は、一昔前の日本はこんな感じだったのかなと言う印象。 人が多い。大通りは開発されているが、 一つ角を曲がれば庶民的な路地が姿をあらわす。 温かい印象。 家族やご近所さんやコミュニティが大切にされているような団欒の風景。 笑顔も優しく、”こすい”ごまかしもない。 ひとは真摯に働き、笑顔がたえない。 弟の手をひいて歩く小さなお兄ちゃん。 お店の先の小さな机で頭をくっつけて勉強してる小さな子供達。 小さな子供をよく見かけた。街のみんなが知り合いという感じ、 ファミリーを感じる。
ミシン台一つのスペースで洋服の修繕屋を営むおばさん。 テレビをなおす電気屋さん、 靴をなおす靴屋さん。 時計を治す時計屋さん。 ああ、日本もきっとこんな感じだったんだなと思う。
物も豊か。 スーパーにも商品は充実し、店員も笑顔で接客する。 商店街にも活気があり、 社会主義と資本主義の違いはここでは見つけられない。 自分が想像していた社会主義の暗いイメージはあまりない。私の社会主義のイメージは、 食料や日用品は配給制で職業は皆公務員的で人は皆無表情、 活気が無く、常にカリカリしていると言ったていどのイメージ。 かたよっているのは重々承知のつもり、、、。
社会主義、について、もっと知りたいと思った。 中国着一番に出会ったタクシーの客引き以外は まだごまかしなどにはあっていない。 初日は取りあえず好印象。
しかし、人が手錠かけられて警察にしょっぴかれているのを 生で見るのは初めてだった。
この遭遇率は、稀なことなのか、 それとも日常茶飯事なのか。。。??


香港からの国際列車。きれいだけどリクライニングしない! 駅前の尋常じゃないひとだかり

商店の前で子供勉強中。バスはエアコンなし一元。右のおやじの新聞には「小泉参拝支持率低下」

やすいまんじゅうや。でもほんとにうまい。食は広州に有り。近代的な建物のむかいはバラック

青空中華や!

のんちゃんと剛君(ふたりはあかの他人)。のんちゃんとはこのあとようさくで再会。
香港とほとんど同じ造りの地下鉄。でもところどころ簡素化。GMとガンダムだ!


はとの丸焼き「食は広州にあり」とかいてあるレストランでくう(ビル左には日本語でもかいてある)!

世界の動物シリーズ
うなだれる
客寄せパンダ

あまりにもどこにもいきたくなくて、パンダでもみようと動物園へ。
でもひろいパンダコーナーのすみのほうでおりに入れられて微動だにしないパンダ。まさに「
客寄せパンダ」。一度も動かず、もう一回見にきた時はいなかった!

■高いホテルとお金のこと
今日はホテルをかわった。残念。 今朝まで泊まってた海濤(ハイタオ)ホテルの ANDYとBENがかわいかった。 コンシュルジュ(?)のANDYは表情がかわいらしくて対応も丁寧。 ポーターのBENはなんでも一生懸命でどこか不器用なところが 私のツボをくすぐってたまらない。
広州はは中国交易会の真っ最中。おかげで今日の分からホテルの値段が通常の3倍に跳ね上がっている。昨日まで380元だった部屋が、今日から900元になるという! 急きょ別のホテルを探すことに。でも探しても今はどこのホテルも交易会価格。やっと決めた今夜のホテルも、ユースホステルの価格設定も有ると聞いて、すがる思いで行ったのに、やっぱり3倍価格になっていた。粘って言い値の2/3までディスカウントさせてバストイレ共同のツインでやっと300元(4800円)。場所は広州駅の真ん前なので立地的には便利、、かな。今のところあまり有り難みは感じないけど、、。 そんなこのホテル(広東旅遊大夏)も、思ったよりずっときれいで広い。 まあまあ良しとしよう。でもやっぱり共同風呂(シャワーのみ)はちょっと不便。脱衣所くらいは欲しいなー。
近所に5角(8円!)でおいしい肉マンが買える庶民的な商店街があって、ANDYとBENがいる海濤ホテルはちょっと気に入っていたから本当に残念。 でも、いろいろなホテルマンや店員と接して来たけれど、 やっぱり印象に残るくらい好感が持てるのは、顔が可愛いというより、 絶対に表情が魅力的な娘! パッと顔を見たとたんに引き付けられる。 大勢の中にいても、絶対に目につく。 そういう子は大抵仕事もしっかりやっていて、他の子達よりひときわ目をひく。それもひとつのオーラだと思う。 本当に、不思議なくらい引き付けられる。
昼間は蘭圃に行った。 広州駅から歩いていける距離。 お茶代込みの入場料が20元。 園内に何軒か茶寮があり、そこに立ち寄ると台湾式の作法でお茶を入れてもらえる。お茶の種類はいろいろ選べて、20元との差額は帰る時に支払う。 園内は見事な庭園で眺めも良い。建物も落ち着いた造りで地元の人と思われる人たちも緑豊かな庭でいつまでもいつまでもお茶を飲みながらおしゃべりをしている。お茶は、最初に数杯入れてもらったら、後はセルフサービスで何杯でも飲める。肉マンを5角(0、5元)、チャーハンを2、5元で買ってしまってから、お茶代に20〜50元と言うのは非常に高いと思うが、この時間と空間にお金を払っているのだと思うことにする。 茶舟を前に手慣れた手付きでお茶を入れてもらいながら、きれいに手入れされた庭の中で時間を過ごすと言うのは気持ちが良い。鳥の声も聞こえる。 自分の家の近くにこんなところが有ったら絶対通うのになー。 この庭は、今改装中らしくところどころ工事中だった。
それにしても、広州は今、町中至る所で大改装をしている。 なにかのイベントが近いのだろうか?


庭園でお茶。中国式茶道

右は広州でいちばんおもしろかった「ちんさんのいえ」


広東じゅうの「陳」という名字のひとが金をだしあってつくったそうです。
ミニマムとデコラティブのバランスが絶妙。すごくかっこいい。



さすが食は広州。ぜんぶくいもの。右はワニだね。そのうしろにヘビもあった!

左はしののんきなクジャクは客寄せじゃないよ。食用!まじで。

サヨナラ広州よ。寝台列車で出発!



Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.

2002 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro