【DATA】
[広さ] ★★
小さい
[物価] ★★★★
80%東京
タクシー255円
トラム34円
地下鉄初乗り85円
[人のよさ] ★★
まあまあ
[治安] ★★★
新宿並み
[移動容易度] ★★★★★
楽勝!
[総合おもしろさ@せつ]
★★
[総合おもしろさ@さな]
★★★★
2002 April 12 - 21
11 days
【この街での朋友】
呉さん

呉さんは台湾人です。
ニューヨークで映画の勉強をしていました。で、そのあと就職で香港へ。いまは夢をちょっと実現、映画製作の現場にいます。彼女のボスは有名な香港映画の監督さん。そんな呉さんは、ニューヨークに行く前はムサビにいたのです。そこで僕らは知り合った。彼女もぼくと同世代。がんばってます。しかも彼女は台湾人。台湾は国として認められていないのでビザやらなんやらいろいろ大変なんです。ほんとうにがんばってるなあ。
■香港と呉さん
ソウルを早起き7時のリムジンバスで仁川(インチョン)空港へ。 十時のキャセイで香港へ向かう。そのまえに初体験、そうです、ビジネスのラウンジ。腹減った!のでサンドイッチとかバンバンいっぱいたべた。サナイチはバナナもくってた。インターネットの端末があって、日本語がタイプできたのでひさびさに日本語の文章をかく。 そんなことしてる間にあっという間に搭乗。すごい快適!さすがビジネス。前菜からうまかったぞ。こんなことならラウンジであんまり食わなきゃよかった。なんていいながらワインやコーヒー、フルーツまでひとしきりいただきました。

そいで香港。すごい広い空港。空港出たところから市内へのトレインが。かっこいい!でも高い1800えん。いよいよクーロンの中心へ。
やって来ました、あの香港です。ガイドブックやカタログでよくみるアレね。まさにそのどまん中にとまる。呉さんが予約してくれた美麗都マンションの美林ホテル。きれいな響き。でもココ狭い! けど、これが香港。その後ぼくらは悪名高い重慶マンションにもとまりましたが、結局美麗都マンションにかえってきました。重慶で、人しんだらしい。僕らが泊まった前後に。麻薬。
宿の値段はどれもだいたい220HK$(4000円くらいかな)家賃、食い物は日本並み。感覚的にはちょっと安いかな。あまりに韓国慣れしてたのでちょっとギャップが。。。。
で、その日は呉さんに連絡とったものの、仕事が忙しいそうであえなくて、次の日あいました。呉さん。何ヶ月振りかな?このまえはニューヨークであって以来。飯を食いにいって、話をしてたらもう3時半、慌てて店を出て香港観光することに! 呉さんも仕事だらけの生活でまだ観光全然してないんだって。で、お約束の100万ドルの夜景とケーブルカー、それにスターフェリーに夜乗ることに。うーん観光!ウォンカーウェイの映画で「天使の涙」で有名になった中環からのびる屋根付きの長いエスカレータで丘の上の方へ。そこでギャラリーみたりビールのみました。高いけどね。SOHO地区といいます。NYのにちょいにてる。まあ、代官山ってかんじかな。 他にもうまいデザートチェーン店とかいっぱい楽しみました。





かっこいい広告発見!「彼方」のロゴみたいでしょ。

なぜか「クー」がはやってる。パチもんもいっぱいうってる。

■香港と呉さん
台湾は北京語、でも香港は広東語。だから呉さん言葉通じないらしい。でも香港返還後は中国の人もいっぱいいるので北京語の人もおおいそうです。香港では英語、広東語がミックスでそれに北京語やいろんな国のことばが溢れます。まるで小さいニューヨーク。人の肌の色もまちまち。面白い。

次の日は疲れたのでひるまで寝て、呉さんのすむ町、北角へ。そこでヤムチャして、呉さんの家へ。キレイです。なんとほとんど家具は映画のセットだそうで。さすが。でも、ほんとにおしゃれにすんでます。 そのあと、町にいきました。目的はIKEA。日本でいうとフランフラン。でももうすこし無骨で安い。ぼくココのアートワークに興味があって是非アメリカやヨーロッパで行きたかった。早くも香港で遭遇!おもしろかった。荷物の重さを気にしなければいっぱい買いたい物あった。 そんなかんじで日曜が終わりました。

■香港乱舞飲踊!
週末、やりました。そうです。乱痴気香港です。 踊りました。前述のおしゃれスポットSOHOの上のほう、長いエスカレータをのぼったところにそれはあるのです。チャージ100HK$(約1700円)といっても100HK$ぶんのめるんだけどね。その日はカリビアンでした。ラテンのサウンド。昨日行ったカントリーのバーよりぜんぜんライブっぽかった。音が回る。客と演奏の一体感があります。演出で無く演奏でノれます。さすが。
最初は座って聞いてたんだけど、だんだんフロアの椅子や机を店員が片付け出すんだよね。それで、あいたスペースで老若男女が踊りだす。よく聞くとスペインご。南米や中米の人なのかしら。みんな腰が、ああ、腰が動いちょる! 呉さんがじいちゃんにつれて行かれた!踊ってるぞ!二人で。 結局ぼくもさないちも踊りました。ルーサー(横浜のプチディスコ)で練習しといてよかったと。 そんななのに、なんで写真が無いのか。 なんと、壊れました。落としたんですデジカメ! このことが次の日さらに恐ろしい展開になるとはまだ知る由も無かった。。。 呉さん次の日仕事なのにごめんね。でもたのしかったよ。サイコーに。 実はそのあともう一軒、さすがもとイギリス領、パブにいったのでした。あべさん!ギネスとヒューガルデンのドラフトをのみました。うまかった。しかも安い!超大ジョッキで35HK$(600円くらい) この日はタクで宿まで帰りました。結局今夜のフィーバー(めし+ライブ+パブ+タク)二人で合計一万ちょい。散財しました。でも日本にくらべたらぜんぜんだね。


呉さんのいえ。くつろぐぼくら



2かいだてトラムしんこうちゅう

カメゼリーにやられるサナイチ。

美麗都マンション。日本人ずきオーナーなので良い部屋をくれた。200HK$。それでもやっぱりせまいよ。

ライブみたよ。

地べたにすわっておがむ。しきたり根付いてます。

【この街でのサイテー】
最低の店
「サイバー
カンパニー」
重慶マンションの前の横断歩道を渡り、中国旅行社をこえてしばらく、最初のカメラやビデオをうっている店です。注意!!
最初は店員うまいことを言います。値段が安すぎたら間違いなくウソ。サギかはたまた安い値段に見合う旧式を買わせるための作戦か?何の目的かわかりません。陳列してある物はほとんど在庫ナシ。いわくデモようとか。

とにかく価格が安すぎる、なんかおかしいと感じた時は、買うのをやめましょう。「後でとりにきて」とかいってデポジットと称し金をだますみせもあるらしい。
日本と違って外国では商品の値段は信用も含めた値段です。
■だまされたか!カード詐欺未遂?
あまりにも飲み過ぎて、朝、いや昼に目覚めました。今日は香港最終日。きのうの酒が残りつつ、こんな日に限ってめちゃくちゃ天気がいい。暑い!! ぼんやりしながら中国旅行社にベトナムと中国のビザをゲットに。 その後は、サナエのジーンズの裾あげができてるのでピックアップし、香港でオーダーしてた実印用のでかいハンコをとりにいって(香港では良い物が安いので)昨日壊れたのでデジタルカメラ買って、最後のスターフェリーとトラム、それにうまい物食って......と万全の体制で挑んだのに。。。。。。。。
 うおー、なんであんな店に入ったんだ俺は!
中国旅行社からうまい中華屋へ行く途中、土産物屋ふうのカメラや。いっぱいあるんだよね。で、そこでちょっとカメラを観ていこうと、ふらっと。イクシーかペンタックスの値段を聞いたら、なんと、2000HK$! 日本より安いんじゃねえかこりゃ?、そう、そこでおかしいと気付けばよかったんですが、ぼんやりしてたのと、もう、電気街まで買いに行くのめんどくさかったので、決めました。で、カードの伝票にサインして、さあ、カメラは?「その前に奥で説明するよ。」「え?」と思いつつ、奥へ。なんか慇懃に説明して。。。、ていうか知ってるよ。日本人なんだから。早くくれよ。腹減ったし。 とおもって、もとの席へ「今日ないんだよ。ストックが。だからこれ。やぶるね」とカードの伝票をやぶる店長。「え?」「だからこれ、いまここには無いんだ。」「じゃあいつ来るんだよ?」「今日の6じ」何いってんだこいつは?さっき、今持って帰りたいって言ったじゃねえか? なんとなくあやしいのでビリビリにやぶいた伝票を持って帰ることに。 すごく不機嫌で中華屋にいって、考えることしばし。
「伝票って何枚だっけ?」、、、
ここに3枚あるけど、これでいいのか? 食いながらますます疑いが強くなり、全然あじもわからない。 結局その後、問いただしに元の店へ。おやじ、サイコーに不機嫌そうに空の伝票を見せる。みると3枚。黄色、しろ、ブルーの3枚複写。サインする時2枚の伝票が重なっていないかは確認したので、まあ、大丈夫だとちょっと安心。おやじ疑って悪かった。で、いつ来るんだ?今日の六時に来い?オッケーわかったぜ。それで店を出て気を取り直して観光にゴー。
で、六時にいったさ。その店。名前はサイバーカンパニー。名前がますますうそクセえ。 「ないよ」と店員。「俺は朝いなかったから、よく知らないが今日はこないよ。商品。」なにそれ?いい加減にしろよこいつら。 そうおもって考えると、ますます怪しくなって、六時に来いっていうのは時間稼ぎか?と思うと、
やべえ!ハメられたか!!! と、思って店の近所をトボトボしてると、前から俺をじろじろ見るやつが。あれ、こいつ朝いた店のボーヤじゃねえか?、と、ふいに、前に警官がいる。同じような店で、もめてる白人のおばちゃんといっしょに。それを見たボーヤ、なんか慌てて電話をかけだした。今度はこっちが焦る!「ケーサツにチクったと勘違いしたらこいつら、何するかわからないぞ」と。
で、ちょっと離れた香港ばんヨドバシカメラで値段をみると、やっぱり4000HK$くらいするのね。聞いたら「あり得ねえ」と店員。やっぱりなあ。だましかサギか! 慌ててホテルに帰って、ビザカード、とめました。カードって最近インターネットとかで番号だけで買いものできるでしょ、そういうの考えると恐くなって。日本のビザとジャックスに事情を説明したら、その日のカード使用した金額の確認はできないとか。で、次の日なら確認できるということで、とりあえずカードとめました。なにがあるかわからないので。しかも一番使えるビザカード。苦渋の選択。でもこうしてる間に使われたらたまったもんじゃ無いからね。 もう、恐いし、その店に文句言う気力も体力も無く、すごい後悔。くそー。 次の日またまたジャックスに確認したら、その日の請求は無かったと。よかった。でもその後またカード番号悪用されたら嫌なのでカードはとめたよかったと思い直しました。
今後は商品を確認するまでカードにサインしないことに決めました。
それと信用できない店では買わない。
日本ではほとんどの店が信用できるからその上での値段の勝負。でも外国では、値段には信頼性も込みということを思い知りました。安いものには信頼性が無い。ホテルやバスの手配、それに高価な物を買う時ほど信頼のできる店で。
サナイチと相談して、ちゃんとした店、前述の香港ヨドバシこと豊澤電気に。買ったのはいろいろ悩んで結局ミノルタの小さいやつ。まあまあな値段(3170HK$=60000弱。)で。壊れたオリンパスC-2020、デカいんだよね。これ。で、ミノルタは世界最小だとか。香港ばんだけどね。付属品全部香港よう。説明書は中国語と英語。でもよめた。簡単。これからこいつが旅の相棒です。


パチもんプレステ。初代のファミコンができるらしい。左は『ピカゲーム』なんじゃそりゃ?

 

 





Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.

2002 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro