【DATA】
[広さ]
ごく小さい
[物価] ★★★
50%東京
欧風の食べ物うまくてやすい。
[人のよさ] ★★★★
のんびりしてる
[治安] ★★★★
安全
[移動容易度]
バスしかなく行き先案内はポ語と中国語で不便。反対に進むバス停がみつかりにくい。
[総合おもしろさ@せつ]
★★★★★
[総合おもしろさ@さな]
★★★★
2002 April 21-23
3days
マカオへは
香港からツアーで

マカオへは香港からフェリーでいくんだけど、これが片道96HK$。それに現地でホテル探すのもけっこうめんどくさいのでオススメは香港の中国旅行社がつくってるパック。
これには往復のチケットとマカオの3つ星以上のホテルがセットになって220HK$くらいからあります。(往復たす38ってどういうこと?38じゃ香港のかっこつけバーでビール一ぽんよ)
ちなみに ぼくらは360HK$のでいきました。
■カジノだマカオ
香港では呉さんと会えてとても楽しかった。おもしろいところもいっぱいあったんだけど、人の多さ、客引きと排気ガス。。。カード事件、ビザやチケットの手配、けっこう疲れた。
マカオはそんな気持ちを一気にふきとばしてくれました。
ぬけるような青空、雲。人がそれほど多くない、車にひかれそうにならない。そしてちゃんとしたホテルにしたのも正解。やっぱり広いのは良いし、手続きや交渉のめんどくささから解放されました。
最初の日はけっこう疲れてたのでちょっと観光して、寝ようかと思ったんだけど、いって来ましたカジノ。ホテルリスボア、マカオ最大のカジノに。
すごい緊張していったんだけど、(単パンしかなかったので、ドレスチェックでひっかかったらかっこわるいので、ながズボンかっちゃった。)雰囲気は?というとですね、パチンコやです。ほんと。 常連ぽい地元のおばちゃんとか観光客いっぱい、ぜんぜん心配なし。
ぼくらは「深夜特急」よろしく、大小という賭け。単純なルール。3つのさいころの目が大きいか小さいか。ゾロメは親の総取り。 まず一時間研究。それで大体のルールを把握。まずさないちが賭けました。こういうとき女は度胸、さすがです。しかも勝っちゃった! 50HK$(800円)が100HK$(1600円)に。一回だけをみるとすごい儲かったことになるんだよね。倍だよ、倍!パチンコ何分やれば倍になる?もう、声が出てしまいました。「うおあ!」みたいな。 次も勝って50が150!?!ッった、ああ、たったあ二分だよ!今日のマカオに来る交通費ぶん勝ったんですよお。
しかしなれるというのは恐いもので、50じゃなくて100のコインをバンバン。金と思わなければなんてことはない。でもこれ、そのままその数字が香港ドルなのよね。ホテルを20値切ったり、食事、25のおかず、高いのでやめて20のにしたり。。。そんな5とか20と同じ単位の100ですよ!そんなことを考えながら、緊張して。。。つくづくギャンブルにはむいてねえな。おれは。
きがつくとサナエが大小じゃなくて赤色3つとかのところに賭けだした。(くわしいルールはどっかで調べてね)よくみるとけっこうでるのね。これが。で、何回かやってきちゃった! 気付くと勝ちトータル700! 今回のマカオ二人分のツアー代よ!おえおえおえおえおえおおえ!!!!まじいいいいいおおお?
まあ、ここでやめときゃいいんだけどそうも行かないのが心情。
結局ちびちびまけが混んで気付けば400。ぼくは200がち。きづくと深夜一時。 疲れたし勝ってるし、いいころあい。帰ることに。で、換金。あたりまえなんだけど、ほんとに等価交換なのね。等価交換。パチンコがすごく不等に思える瞬間。
帰りはマカオの売春ねえちゃんの間を抜けてわがホテルへ。ちょっと緊張。とられたらどうしようなんて、また小心者。あしたはタクろ。日本円で160円だしね。
いやあ、疲れた。こんなふうにマカオの夜がすぎたのでした。


ジェットフィルで香港から一時間。きましたマカオ。別の国?よ。

こういうタイルがポルトっぽい。右の町並みにもよくみると漢字

教会もポルトガル語と中国語の並記。これがリスボアホテルのカジノ。雰囲気は熱海です。

世界の動物シリーズ
やる気のないイヌ

なんかずっとねてた。 こいつ。しかものびながら。
■麗し癒しのマカオの灯台
すごいぐっすり寝た。
朝起きたらもう朝食終わってた。わかってたけど。
きのうの勝ちにほくほくして今日もカジノにいくことを念頭に、予定をたてる。
まず、灯台にいくことに。
ここ、マカオはポルトガルが中国からぶんどったところ。だからあちこちにポルトガルっぽさがのこってるのね。ヨーロッパ、いやリスボンな、建物がいっぱい。特徴はタイル。道のしるし(何どうりとかかいてるやつ)や番地、みんなタイル。それが壁にうまってる。かとおもうと、飲茶やさんとかラーメン、御茶屋。。。おもしろいよ。教会もある。壁もうすい黄色とか緑。一瞬どこだここはとおもってしまう。
で、灯台はそんなマカオの一番高いとこにある。バスでいくことにしたんだけど、「これっ」て教えてもらったバスがなかなか灯台らしきとこに行かないのね。さすがに焦って聞いてもみんな英語しゃべれない。英語の標識じゃなくて漢字とポルトガル語だし。まあ、小さな島なのでバスぐるぐる回っても小一時間で元の位置にもどるし諦めた。とおもったらついたらしい。「ここだここだ」と運転手が教えてくれる。
おりて、やっとついたけど、ねえよ。灯台。 とぼとぼあるいてたら、公園の上からアメリカじんぽいおばちゃんが二人おりてきた。、おお、ここか。で、みたらロープウェイ、修理中らしい。メンテね。しょうがないので、あるいてのぼる。一番うえ、その短いロープウェイの乗り場についても、ないのです。灯台。 でも地図では間違いない。そこでさらにあるくこと5分、途中警官にきいて、「そこだよ、なにいってんの」みたいな感じでいわれる。そのすぐあと。
でたあああ、灯台。
見えました。やっと。小さい可愛い灯台。これ歴史的建造物なんね。むかしこの灯台しかなかったんだから。今でも現役なのかな? そいで灯台、やっとたどりつくと、小さな教会と、休憩所。これがまたいいんだな。全然いなくて、人、係りの人とぼくらとあと1組くらい。ぼくら二時間弱いたかな。なにするでもなくぼんやり。ほんとにゆっくりできた。空はきれいで風が爽やかで、白い色がきれいで。結局僕らがいた間全部で4ー5組しかこなかった。人気ないのね。遠いし。でも絶対お勧めです。見るだけなら10分でおわる。ぼんやりするには最高。汗が乾くまで寝た。
それでそのあとはマカオのランドマーク、壊れた教会に。入り口の部分しかのこってないやつ(写真参照)ね。名前忘れた。調べて>>。
で、そこがまたいいんです。何がいいかというと、みせ方。プレゼンテーション。デザインされてます。その歴史的な遺構の部分と、あとで観光用に細工したところがすぐわかるようになってる。ミニマムな展示方法。こういうの、ぐっときます。誰がやったのかな。本当に感激しました。
そのあとその隣にある砲台のある公園へ。ここも途中、うまく遺構をカフェにしたりしてとても感心しました。バスで急ぎ足に見て行く観光ツアー団体をしり目に、犬のいるカフェでゆっくりカプチーノ二杯。そう、マカオはカフェもうまい。ちゃんとエスプレッソマシンあるからね。
この砲台の並ぶ遺構のまん中に、またまたミニマムな造りの美術館が。これまたかっこいい建築。入りたかったなあ。月曜は休みでした。
そのあとポルトガル料理のみせにいって、ひさびさに西洋料理たべた。うまかった。しろワインはうまかったけどもう少し冷やした方が。
満足して一度帰ってカジノへ。
今回はまけました。二日トータル、サナ300勝ちせつ100まけ。
二尾目のどじょうもビギナーズラックもなかったなあ。
でも楽しい楽しい、ほんとに楽しいマカオでした。
またいきたい。


灯台の場所を訪ねるサナ。で、これが灯台。

左が教会、サナのしたがカフェ。砲大も有るよ。むこうのほうの橋、すごいでしょ、3つの島が橋でつながってる。

これね。教会。カフェでカプチーノ二杯。

砲台公園改修中。で、香港もマカオも中国も足場をなぜか竹で組む。大丈夫か?右はポルトガル料理の前菜。



Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.

2002 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro