ASWAN ABU SIMBEL

■アスワンとアベシンベル
アスワンハイダムで有名なアスワンはエジプトのかなり南側にあります。ここにはいくつかの観光地があるのですが、そのさらに南にバスで二時間のところあるアベシンベル神殿を見るための拠点となっています。神殿の先はもう国境です。

■アスワンへいく深夜列車 
カイロのぼろーい駅から夜行でアスワンに向かいました。
エジプトの電車はけっこうきれいでした。二等だったのですが、席も広く、音もしずかでした。しかし電車は静かでも、エジプト人はいつまでもうるさく、デッキでたばこを吸うのでデッキ近くの席だった僕らはモクモクでした。アジアの国々と同じで、みんな抱えきれないくらいのおお荷物、当然網棚や荷物置き場に入るわけもなく、なんとトイレ2つを潰して、トイレの上から下まで全部荷物置きにしているじゃないですか! これは新しい! いままでのアジアでもない方法だ。
しかし、いつもながらどの国でも思うのですが、きれいな電車なのに、ゴミの散らかし方や、このマナーの悪さはなんとかならないのか。

【DATA】
[広さ] ★★
けっこうひろい。
[物価] ★★
30%東京
[人の
よさ]
★★
[治安] ★★★
[移動容易度] ★★★
[総合おもしろさ@せつ]
★★
[総合おもしろさ@さな]
★★
2002 August 01-02 2days

【この町のホテル】
HAPPI HOTEL(★★)
朝食/つき(やはりまずい) トイレバス/in room 冷暖房/あり 接客/けっこう丁寧 立地/まあまあ 清潔さ/古い

■アスワンハイダム
アスワンハイダムはみえなかった。なんとサンドストームでアスワンはこの日一日中砂まみれ。おかげで「アスワンハイダムはここだよ」と言われても全くピンと来ないままでした。


■アスワンへ行く電車 ■アスワンの町並み ■アスワンハイダムは砂嵐で見えなかった...

■アスワンにあるなんとか神殿。このお兄ちゃんはガイド

■アブシンベル神殿
アブシンベル神殿はアスワンハイダムを作る時に湖の底に沈んでしまいました。そこでユネスコががんばってお金を集めて、神殿をそっくりそのまま湖のほとりに移しました。 それが今の神殿の位置です。すごいですねえ。日本もたくさんのお金を出したそうです。
さて、数年前ルクソールでおこったテロ事件以降、エジプト政府はかなり厳重な警備をはじめました。国境近くであり、アスワンからダムの貯水湖をはさんで対岸に位置するアベシンベルは軍事的にも防衛的にも重要な場所です。今は軍隊のクルマの先導でのみ行くことができます。朝の三時にきめられた場所にずらーっとバスが並び、ツアーに参加する形をとります。みんなで行くのです。


■早朝三時にアスワンからアブシンベルへみんなで移動。

■像が4つならぶ大神殿 ■なかの壁画はこんなかんじ。
アブシンベル神殿は大小二つあって、このムービーは小さい方の真ん前から大きい方をみてる。なにもないところにこれだけポンとあるのでちょっとおかしい。この岩山に神殿をすっぽり埋め込んだそうです。

■フルーカ
ナイル川の各地でヨットのような小型のボートに乗ることができます。これをフルーカといいます。寝ることもできてで、ちょっとハードですがフルーカでのナイル川下りツアーもあります。 エンジンなどの動力がない船で風で進みます。
夕日の落ち際を狙って一時間乗せてもらいました。ここでの夕日はこの旅行中 一、二のきれいさでした。砂漠に夕日が沈むのを眺めながらの静かな船旅は忘れられない。
あたりまえですがこの見えてる砂漠のむこうは永遠に砂漠です。



■ナイル川は意外と狭い。多摩川並み。砂漠に沈む夕日を見るためにフルーカに乗った
風を見るために帆につけたカウベルの音がとても印象的。 最後の方に見える建物は、オールドカタラクトホテル。アガサクリスティが「ナイル川殺人事件」をここで書き上げた。


■意外と狭いナイル川
世界一長いことで有名なナイル川ですが、中国の揚子江などは長いのも有名ですが川幅も半端じゃない。ところがナイル川の川幅は、多摩川並みにせまいです。ほんと拍子抜けするくらいの幅です。

【はみだし ★フルーカにのってると、こんな台所?つきの「喫茶店船」がやってきます。この船から紅茶とか買えます。


カイロ ナイル川クルーズ



Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.

2002 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro