サンペドロ デ アタカマ
【DATA】
[広さ]
[物価] ★★★
50%東京
[人の
よさ]
★★★
[治安] ★★★★
[移動容易度] ★★★★★
[総合おもしろさ@せつ]
★★★
[総合おもしろさ@さな]
★★★★★
2002 November 26-28 2nights

【この町のホテル】
Residencial Vilacollo
8000ペソ(1440円)
朝食/なし トイレバス out of room  冷暖房/なし 接客/ふつう 立地/町なかの小さいオステル。清潔さ/まあまあ。

■国境のオアシス
まさにオアシスだ。チリの北のはじ、ボリビアと国境を接する不毛の砂漠にこつ然とあらわれる小さな街。アタカマ高原は雨がほとんど降らない砂漠だ。いくつかの湖と、干上がってできた塩湖、間欠泉が吹き出す場所ががまわりにいくつもある。


■カラマからサンペドロにいくバス。

ラセレナから一晩でアンティファガスタという大きな街まで行き、そこからカラマという小さい街までのバスにのりかえて行く。さらにカラマから一日に何本もないバスで、きちんと鋪装されていない道を3時間くらいだろうか、この国境の街につく。こうやって書くとたいへんそうだけど、朝ついて、バスをのりかえてその日のうちに着くし、ボられることもないのでわりと大変でもなかった。 時間はまあまあ正確だし、バスは冷房もあるし、楽な移動だった。ぼくも強くなったんだなあと思う。

途中の景色は見渡す限りの岩山と砂漠。ものすごい逃げ水でおどろく。遠くの山裾が消えてしまうようなすごい逃げ水だ。ちなみにここは高度2800M近くある。ここから先が大変だ。 ここに来た理由は、チリとボリビアの国境を陸路でこえ、その先にある世界最大の塩の湖、ウユニ塩湖に行くためだ。国境付近は4000mをこえる。

ウユニには、ここサンペドロからジープのツアーに参加するのがいいと、僕らとは逆に南下してきた旅行者に聞いた。 来てみて、なるほど個人ではむづかしいと思った。道は鋪装もかなりずさんになって、道がなくなるところもたくさんある。国境には山賊も出るらしい。ツアーといってもジープをチャーターして慣れた現地の人の運転でいくというものだ。
しかし思えば遠くに来たなあと思った。

ここはチリでいちばん古い教会がある街でもある。つまり、スペイン人の南米の南側征服はここから始まった。
この街には銀行のATMがない。お金をかえるにも高いレートの両替え所だけだ。



途中の景色は見渡す限りの岩山と砂漠。遠くの山裾が消えてしまうようなすごい逃げ水だ。



サンペドロの町並み。アドベれんがのふるい町並み。昼暑くよる寒い。チリでいちばん古い教会がある。




■美味しいレストランの街
サンペドロはかなりへき地なのにご飯がとてもおいしい。チリの中でもいちばんかも。
アメリカ人やヨーロッパ人がたくさん訪れるこの街は、西洋風の食事を出す店がおおく、ピザ屋なんかもある。あるいて10分でひとまわりできる程度のほんの小さな街なのに、たくさんのレストランがあって、どこもおいしい。もりつけもきれいで、オシャレだ。毎日ご飯が楽しみだった。







■近所の「月の谷」と呼ばれる観光名所へ。この風景もまあまあすごかった。夕日がとてもきれい。

■世界一の星空
夜、飲んでかえってきて、シャワ−浴びてねた。昼はものすごく暑いが、夜は急激に冷えるので寒い。トイレに行きたくなって、寒いのと眠いのでしぶしぶ外にあるトイレに行くことに。
そこで見上げた星空がものすごい。世界一周中、最高の星空だ。真っ黒な空に、深さのあるものすごい星空だ。降ってくるというよりは、すいこまれそう。体が思わず後ろに倒れてしまいそうになるくらい見上げてしまった。
目の悪いぼくでもオリオン座を構成する小さいいくつもの星が見える。とれそうだ。天の川はまさにミルキーウェイ。南半球でも天の川は見えるんだと思った。もしかしたら天の川とはちがうのかな?
ベトナムの海岸や、タイの島、ネパールみたいな高地でもものすごい星はみた。けれどもここが一番だ。なぜかというと、空が黒いんです。雨が降らないので空気が余りにも澄み切っているから。こんな黒い空ははじめて見た。ちょっと恐かった。


【はみだし】★このまちはボリビアやアルゼンチンへ行く人、くる人の起点になってる。外国人がとても多い。おみやげはほとんどボリビアせいなのでボリビアにいってからかった方がやすい。


ラセレナ ウユニ



Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.

2002 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro