Venezia
【DATA】
[広さ]
[物価] ★★
50%東京
[人の
よさ]
★★★★
[治安] ★★★★★
[移動容易度] ★★★★
歩き。坂が急。
[総合おもしろさ@せつ]
★★★★★
[総合おもしろさ@さな]
★★★★★
2002 September8-13 5nights

7年前だったのか。 アッシジにこの前行ったのは学生時代、1995年。あれから7年もたったことにその時初めて気がついた。
アッシジはサンフランチェスコ教会という美しい教会を中心にしたスバーシオ山中腹にある美しい城塞都市だ。ローマ時代から中世までの古い建物がこの小さな街に点在する。街も建物もスバーシオ山から採れるうすピンクの石から作られていて電車でアッシジに近付くとその街は山の中に白く輝いて見える。ほんとうに。
何百年もたっているのに古びた感じがしないのは、すすけて黒くなっていないからだと思う。石の特性なのか、こんなにきれいな石造りの街並みはほかに見たことがない。同じ時代の隣街、ペルージャにいくとよくわかる。ペルージャはもっと古びた憂愁さがある。どちらが好きかは人によると思う。ぼくは白いアッシジ好きだ。その町並みは低く、道は狭い。けど路地裏のような陰気な感じはしない。

ローマから電車で二時間、美しい田園風景をゆく。そんな景色に関係なく寝るサナ。

■サンフランチェスコ教会
小さな街アッシジには、魅力的な教会がたくさんあるが、おおかたのツーリストはローマやフィレンツェからの日帰りで訪れる。この小さな街の見どころはそんな程度で十分かも知れない。
でもそんな小さな街アッシジに完璧にはまってしまった。ぼくらは結局この街に5泊もしてしまった。
サンフランチェスコ教会は二回行った。この教会は小さいけどとても美しい。ローマやミラノの大きな教会のような荘厳さはないけど、けしてこじんまりとはしていない。サンフランチェスコという人に対する尊敬と優しさに満ちあふれている気がする。サンフランチェスコのお墓にはいつも花がたむけられ、地元の人と観光の人、分け隔てのない対応には教会の優しさがあると思う。ステンドグラスは牧歌的で、壁面を飾る装飾や絵画もとてもやさしい。のっぺりした絵画の構図や雰囲気が、あるいは青や緑、しっくいの色がそういう風に感じさせるのかも知れない。ぼくが一番好きな教会だ。


■サンフランチェスコ教会のステンドグラス■丘の上からみたサンフランチェスコ教会



■丘の上にはお城がある。今はなんと拷問博物館。■町並みも白く空は青く。坂がおおい。


■駅はきれいになりホテルは吸収合併。時代はかわる。■なんとホテル屋上にはテラスも。
■ホテルアレキサンダーと松崎さんのこと
時代がかわったんだから当たり前なのだけど、最近飲むワインが2000年とか2001年とかなのにはちょっと違和感があった。
レストランで飲むワインの年号がかわってアッシジも少しかわっていた。
アッシジの駅はきれいにレトロ調に整備され驚いた。前回来た時は本当に古いちいさな田舎の駅だった。いまはアッシジの街の中をちいさなバスが走っている。前は歩いて回った。
アッシジは高低差がけっこうあるので坂道は急で、荷物を担ぐのが大変だった。同じ道を今回はタクシーでゆく。 町並みはほとんどかわっていなくて、こんなに白かったかと逆に驚く。
7年前、はじめての貧乏旅行で泊まったホテル、アレキサンダーは、予約無しで探して泊まった記念のホテルだ。思い出めぐり気分で今回も同じホテルに行ってみた。
2つ星の小さなこのホテルは、4年前に隣の3つ星ホテルに吸収されていた。昔いたオーナー老夫婦は健在と聞いたが会えなかった。というか、なんとなく会わなかった。
「前に来たんだ」というと、ホテルの女性は一番いい部屋に案内してくれた。日当たりのよい部屋で窓からは教会ときれいな景色がみえる。ベッドルームとリビングに別れたスイートだ。
7年前は三人で日当たりの悪い部屋に泊まったことを思い出して、「こんないい部屋もあったんだ」と思うと同時に、当時一緒に旅行した松崎さんのことを思い出した。今ここにいないことが、ちょっと寂しい。見せてあげたいと思った。
【この町のホテル】
Hotel アレキサンダー(★★)
80E(9600円)
朝食/つき トイレバスin room  冷暖房/なし 接客/よい 立地/最高 清潔さ/きれい 窓からの風景がよい。リビング、寝室が別。20インチのでかいテレビあり。古さと快適さをうまくあわせた素敵なホテルです。

■リビングと寝室の二つの部屋がある。窓からの風景もきれい。真ん前が教会。


■丘の中腹にある広場。ホテルはこのすぐそばにある。時計台の隣はロ−マ時代の建物。 ■雲の表情が豊か。空のきれいな街


■ホテルの窓から見た教会。日曜日はミサが。沈む夕日がきれい。■電卓はユーロとリラの二種表示。


■夕日も夜景もきれい。とにかく一日中きれい。


■思い出のピッツェリア。前菜は生ハムとブルスケッタ。アッシジのワインもフレッシュ
■おいしいアッシジ
アッシジのもう一つの魅力は、食べ物が美味しいことだ。驚いた。アッシジのあるウンブリア州は豊かな農業地帯として有名だ。とりわけポルチーニがうまいとおもった。ワインもさっぱりしていて美味しい。そして何よりも値段が安い。ミラノやベニスの半額くらいでレストランに入ることができる。
前に来た7年前、貧乏旅行で、なけなしのお金で入ったピッツェリアに行ってみた。本当をいうと味は期待していなかった。だって、この7年間で僕らはずいぶん美味しいものを食べ歩いたから。「思い出だけ」のつもりで入ったお店だったんだけど、掛け値無しにうまかった! びっくりした。ピザはパリパリで、パスタのゆで加減も味付けもよかった。一流レストランに負けていない。それに野菜が新鮮でうまい。ステーキも脂っこくなくてさっぱりしている。付け合わせのイモの焼き加減もグー。ルッコラもうまかった。いくつかあるワインもどれもフレッシュだった。結局三回も行ってしまった。
ほかのお店、ワインバーやカフェ、リストランテ、トラットリア、どこもそれぞれの特色があって、がっかりした店が一つもなかった。

アッシジはまた来たいと思う。きっと来ると思う。 ローマから3時間、その行程もすばらしいし。

■どのお店もうまい!

【はみだし】★日本を離れて半年、まさかこんなところでいしみつ君の話題になるとは!
偶然出会った日本人の一団は、いしみつ君の古い仕事仲間だった!


ローマ ペルージャ



Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.

2002 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro