【DATA】
[広さ] ★★
イーストボーンは小さい街。ここからバスでセブンシスターズへ行く。
[物価] ★★★★★
105%東京
[人の
よさ]
★★★★
[治安] ★★★★★
良い。
[移動容易度] ★★
徒歩とバスで
[総合おもしろさ@せつ]
★★★★
[総合おもしろさ@さな]
★★★★★
2002 July 25-28 4days


【この町のホテル】

B&B
45UK£(9000円)
朝食/つき トイレバス/in room 冷暖房/ヒータ 接客/グー 立地/駅から遠いが海の目の前。景色よし 清潔さ/よい
 
オプション/ソファあり 鏡台あり、
ポットがある 景色がよい テラスつき 

■セブンシスターズ 
ド−バ−海峡に近いイーストボーンという町からバスでしばらくいったところに「セブンシスタ−ズ」と呼ばれるナショナルトラストの管理する真っ白の岸壁があります。七つのこぶが横に並んでいるところからこう呼ばれています。他のナショナルトラストのサイト同様この周りも畑、牧草地のひろがる景色がきれいな原っぱです。
いままでと同じように、バスで近くまで行ってそこから散歩しながら目的の景色を目指します。
この散歩が楽しい。花や虫、動物をみながら川の水の音を聞き魚をみつけ、風を感じ....こういうことって、できるようで、実はできないことだと実感します。
そこにあるのはどこまでも続く草原と鋪装されていない道。コンビニやお店などありません。看板も電柱も。標識さえ最低限。ここは山ではなく平地です。川つたいに歩いてゆくと海になります。当たり前です。しかし川をつたってゆくと海岸線に突き当たり、川の周りに広がる自然の三角州を感じることができる地域が今の日本に、さてあるのでしょうか?
ギネスブックにもガイドブックにも載らないような「ちょっときれいな崖のある、なんでも無い普通の場所」をそのまま保存しようと100年も前に考え、実行してしまうイギリスという国。 ここには文化と自然のうまい調和のお手本がたくさんあります。
「自然を大切に」は誰でも頭ではわかっていますね。しかし実際に「やる」ということはこのうえなくむづかしいことです。
だれも家を建てない、ビルを建てない、ホテルを建てない、看板をたてない、鋪装しない。「 なにもしない」ことは、「何かを作る」ことより遥かにむづかしいことです。そして誰もゴミを捨てない。この道徳感。世界中でどれだけの国がこれを実行できるだろうか? 
今まで見てきた名所でゴミで落ちていないところなど一つも無かった。ごみだらけの道、景色を遮る土産屋、看板...そして観光客目当てのこじき、物売り...これらに目をつぶって始めて出会う「素晴らしい世界遺産」。
セブンシスターズは海岸づたいの丘の上からきれいに見ることができます。まわりに土産屋も喫茶店もありません。物売りもこじきもいません。ゴミも落ちていません。入場料もいりません。でも世界遺産ではありません。




■やどの窓からの景色い ■かもめ?のひなが玄関にとんできた ■ゆうぐれもきれい。

■海。ビーチ ■セブンシスターズへむかう何もない原っぱ ■りんごが生えてた。

■花 ■ナショナルトラストのサイトであるという目印 ■隣は牧草地。馬がいた。

■この川が海につながる ■帰り道にいたひつじ ■近所のパブでパーティーやってた。

■川の河口にこのセブンシスターズがあります

【はみだし ★イーストボーンのやどのオーナーの叔父さんはタイタニックで生き残ったひとだそうです。


ワイテ島 カイロ



Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.

2002 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro