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■ アジアの果て?まん中? カトマンズ 空にあるようなま都市カトマンズ。標高は1000Mをこえる。昔から物価が安くて、のんびりしているので、バックパッカーやヒッピーが集まるまちです。ここ数年で他国の観光地と同様、急速に開発が進んだそうです。とはいえまだまだ牧歌的な雰囲気は残しています。 ぼくら実はついて2日はねていた。海抜0Mから1300Mだもんな。 思わず高山病かとおもった。げりがすごかった。最初はカレー、そのあとココア、最後は麦茶になってついにはおしりの穴からおしっこが出たかと思った! そんなきたないことはおいといて、観光にもいきました。 まずボダナート。ストゥーパと呼ばれる目のある仏塔の特大版で有名。(上写真)チベット仏教の寺です。お椀をひっくり返したような白い「特大鏡もち」の周りを回るのです。ぐるぐる回ってみた。単純にすごいなあとおもいました。 それとモンキーテンプル。小高い丘の上にあるそのお寺は、猿がいるのでこうよばれています。もちろんストゥーパもあります。猿がひょいひょいのぼるその横を、のろのろのぼること10分。大変でしたがここからの眺めは最高。カトマンズの市内が一望できます。 あとは市内の広場ですね。歴史的建造物が密集しています。うしもいます。のらうし。 >>カトマンズへのみちのり バンコクからビーマンバングラディシュ航空なる一番安かったエアチケットををかった。バングラディシュのダッカでトランジットで一泊するんだけど、これがいいかげん。ビザなし入国、パスポ−トを空港に預け、入国の荷物のセキュリティチェック無し。だいじょうぶか?とおもいながらボローい一流ホテルで一泊。次の日飛行場へ。 ガイドブックももってなくてどんな国か場所もなにも全く知らなかった。。場所はインドの横で、国旗は緑地に日の丸。日本の旗ににてる。通貨ももってない、鞄は空港にあずけぱなし。何も持ってないで滞在。不思議な体験でした。 |
■カトマンズまで来てウォークマンを聞くこと |
■アジアの最後に乞食に思うこと
ボダナートにいるたくさんの汚い乞食の子供と、きれいな服で写真をとってもらうお金持ちインド人の子供とのギャップに如何ともしがたい感情になる。 同じような年だろうなあ。 ぼくらはすでにアジア何カ国目? なのにいまだに慣れないこの風景。貧富の差。 いつもだ。乞食や物乞い、物売りの存在が非常に腹立たしい。いつも腹立たしいだけだ。そしてそのあとしばらく不愉快な気分になる。全く持って非常に不愉快な気分になる。すごくがっかりする。 ぼくはまだ一度もお金をあげたことがない。 なんでだろう? そういえば今まで、お金をあげること、あげないことに関してしっかり考えたことがない。 僕らは気楽なツーリスト。彼等にくらべれば100万倍金持ちでしょう。でもどうしても物乞いにお金を恵む気持ちになれない。なぜだ? 20円や30円、僕の人生になんの影響もない。くれてやっても良いんだろうけど。彼等にとってのその金額は、その日生きるための糧だ。食。 一度やるとみんなにやらなくちゃいけないからあげない? いや、そんなこと考えないで気紛れにあげれば良いのかな。それともパラパラ配るより然るべき団体に寄付でもすれば良いのか?どこに? プライドなく恵んでくれとねだる姿勢が嫌いだからか? 「働けよ!」でも働く場所がない。 今日はおじいちゃんの物乞いにあった。僕らの何倍生きてるんだろうこの人は? その老人が手を差し出して金をくれと言う。 お金を渡すと、なんとなく自分を否定するような気になるからかな。どんな? お金を渡すことでその場の嫌な気分は解決できても、根本的に何も解決しないことを知っている。そんな気になるのが嫌なのか? 可哀想だとも思う。どうすればいいんだろう? だいたいなんで俺がこんなに考えなくてはいけないのだ? 別に悪いことをしているわけでもないのに。 お金を渡したとしても、この複雑な気持ちはかわらないと思う。 いまだに答えが出ない。 とにかく物乞いに出会いたくない。 |
【はみだし】 ★強行軍がたたりゲリになった。腹がいたい! あまりネパ−ル料理がくえなかった。かわりに日本食が旨い! 素材が純粋なのでおいしいのです。 |