【DATA】
[広さ] ★★
小さい。
[物価] ★★
40%東京
[人の
よさ]
★★★
[治安] ★★★★★
何の問題もない。夜も大丈夫ですが。 野犬に注意! もう一つ恐いのは蚊!今年デング熱が猛威を振るってます。今年日本人もすでに2人入院。デング熱って一回目致死率15%、再発時はなんと致死率90%!
[移動容易度] ★★★
移動にはレンタバイクが便利。もちろんカブ。
[総合おもしろさ@せつ]
★★★★★
[総合おもしろさ@さな]
★★★★★
2002 June 16ーJuly 01
17days

>>タオに行った方法
バンコクからゴキブリつきの「VIP」夜行バスに乗り、ひたすら南下。チュンポンという町で深夜3時に降ろされる(朝7時着じゃなかったのかよ!)。 待合所でまつこと3時間、白々と夜があけたころやっと船に乗って更に2時間ちょっとでようやくタオ島へ。港からは「TAXI」と書かれたトラックの荷台にのって島の南まで5分。つかれたあ。
かえりは 迷わず船+電車をチョイス!
■全部あるタオ島
熱いシャワーは出ません。夜6時から朝の6時までしか電気はつきません。冷房なんかないよ。物価もタイ本土にくらべて割高。バスもない。電車もない。 ・・・
が!青い空、白い雲。エメラルドグリーンの海と白い砂! ぜんぶあるよ。完璧です。 ゴミも落ちていない。 なぜならここはダイバーの海だから。マナーは守ります。
ここはタイのタオ島。ダイビングの免許をとりにやって来ました。
サイパン、白浜、伊豆の島、ベトナムのビーチ...いままで見た海の中で一番きれい。
ウェブデザインの仕事をしてた時「サマープレゼント!」とかの広告に使った素材集で見たあの海。どこか遠くの南の島なんだろうなあと思ってた。きっとモルジブかなとか、かなり適当に、漠然と。でもまさか、こんな近いところにあったとは!
ここに居たのは2週間くらい。ライセンス取ったりで半分くらいは講習、あとはシュノーケリングしたり、ひたすら本読んだり、寝たり、島の中をレンタルバイク(もちろんカブ。左は燃料を入れる様子。ガソスタでなくドラムカンから直)で走ったり、楽しかった。もう、そこにいるだけでいいんです。まじで。ぼーっとしてて、顔をあげるとその海がある。最高!
すごくきれいな海で、気が済むまでぼーっとしてたい。
それだけなのに、実現するのはほんとに難しかった、今までぼく達が行ったほとんどのビーチは何から何までお膳立て去されててうるさいくらい。客引きや土産売りで落ち着かなかったり、ちょっといいホテルのプライベートビーチで何となく窮屈を感じたり。
どこ行っても、ひとがいなくて、静かで穴場のビーチを探してた。
でもここはきれいな海がどーんとあって、はい楽しんでねって感じで、ほんとにすべてが丁度良くそこにあるのです。
ナンユアン島とうという離れ小島にいたっては、もうほんとに文句無し。タオの港からタクシーボートで150円15分。遠浅の海はさらに透明度が増し、魚もいっぱい、珊瑚礁やイソギンチャク。白い砂にトップレスの白人おねえちゃん!完璧です。

タオ島は十年前には道らしい道もなく電気も通ってなかったそうです。まだ開発途中だからいいのかもしれません。今は新しい施設やお店がどんどんできてます。滞在中にオープンしたセブンイレブンが、島の経済をゆるがしかねない事件!(観光地価格のお店が下げざるをえない) 
これからますます便利になるでしょう。でもこの海と静けさ、のんびりさはずっとこのままであってほしいなあと。観光客のわがままで思うのです。


初めての海すごいきれいで驚くが、まだ地に足が着いてないのでこわいよ。ていうかほんとにつかない。

ツキチョウチョウウオかな?。ハナビラクマノミ。

魚もきれいですが泳ぐ人の影と海のコントラストも神秘的。右はサナとせつ。

漁船を改造したらしいタイのダイビングふね。タンク。けっこうおもい。

インストラクターのカズさんヤスさん。右は同じ時期にレッスンしたともだち。

イギリス人マーチン。バンコクから一緒にきた。彼と見たWCは良い思いで。
このあとインストラクターの資格を取るために島に2ヶ月いるって。
右は18歳のまさくん。年のさ12同じ干支かよ!

最初にぼくらに教えてくれたゆみこさん。屋外の教室からの景色。泣きそうにきれいな海をみながらレクチャー。

ホテルと教室はこのビーチの前。どうだあ!

ひさびさのうまいアイスコーヒー。スクールの前で犬がいっぱい生まれた。

夕暮れのビーチバーとさないち。

世界一うまい果物マンゴスチン。右はタイのすき焼き?めっちゃうまい。

露天のバナナパンケーキ。サナたんじょうびプレゼントのちびかばん?。右はタイの飲料水。

■ スキューバダイビングの免許をとるぞ!
「タイはスキューバの免許安くとれるらしい」 そんなことをサナイチが口走り出した時、「うやむやに、うやむやに...」と思ってた。 こういうことに関しては非常に引っ込み思案なぼくなのです。なんせ10年も湘南にいながらサーフィンしないんだから。めんどくさがり、無精者。  
サナイチはうしだから、上手く話をそらしていればそのうち忘れるだろうと思っていたら甘かった。いつのまにかサナイチにつれられるがままに「ブッダビュー・ダイビングリゾート」のバンコク支店に行ってしまい、そしてそれが運のツキ。
まあ話を聞くだけ、とふんばっていたが、アキオさんというスタッフの人が開口一番「いいですよ、海。」久々の健康的な発言についひるんでしまった。
彼は、エジプトの紅海に潜って沈没船を見たことや、それまでのダイビング体験を気持ちたっぷりに語ってくれた後「いいなあ、お二人は世界の海に潜れるんですよねぇ・・」とうっとり。思わず僕らも一緒に「うっとり」。気付けばオープンウォーターコースとアドバンスドコース両方に申し込み「よろしくお願いします!」と笑顔でカウンターを後にしていた。 雑居ビルを出て我に返る。「あれ?こんなはずじゃ・・・。」
  かくしてタオ島にむかったわけです。
島でダイビングのライセンスをとるのはクルマの合宿免許みたいなもので、泊まりがけで短期集中して取るわけです。でもクルマより取得はカンタン。原チャリなみです。学科、プール講習、海洋講習をさらっとこなし、コース3日でCカードゲット。もちろんそれぞれの過程で必須科目やテストなどあって、一定基準をクリアできなければライセンスはもらえませんが、ほとんどの人が簡単にクリアできるし、できない人にもクリアするまで根気よく指導してくれるそうです。
宿泊費込みで日本円で24,000円くらい。これって日本で取るよりかなり安いらしい。 かくして僕ら晴れて「ダイバー」となったわけです!
 しかし、全く実感ない。あれよあれよと言う間に海に潜り、海の中を楽しむ余裕もない。最終日なんか2人して船酔い&ゲロ。ひさびさに酒以外で吐いた。 憧れのきれいな海のにまき餌をまく2人。へたれダイバーのたんじょうです。 魚あつまってきたよ。
そのあとはアドバンスドコースを3日間。ナイトダイビングや水中カメラ撮影、ディープダイビングなどのコースで、これで世界の海でも夜ダイブや深いダイブにもいけるのです。日本円で20, 000円くらい。
この時撮った写真は下のとおり(タイトルバックも)普通のデジカメを専用の防水ケースに入れただけなんだけど、思ったよりも撮るのは難しかった。

ふつうここに来て免許を取る人は滞在日数も少ないので講習内容も詰め詰めでやるけど、ぼくらは怠け者なので、初日からワールドカップの日本−トルコ戦観るために講習を一日のばしてもらったり(インストラクターの人ももちろんそのつもり)のんびり休みながら取った。
コース終了した後もファンダイブに行ったりしてずっとブッダビューに出入りしてたので、その間スタッフの人たちにはうまいタイ飯やとかビーチ沿いにあるクラブとか教えてもらったり、一緒にご飯食べたりしていろいろ遊んでもらった。お陰で諦めかけてた旨いタイ飯も食べられたし、月夜の中ビーチで星見ながら踊ったのはほんとに気持ちよかった。みんなありがとう。

さて晴れてダイバーとなったわけですが、無精者のぼくらは世界の海で潜るのでしょうか。。。
とにもかくにもインストラクターのユミコさん、ヤスさん、カズさん、みなさん、ありがとう。

「ブッダビュー
ダイビングリゾート」
ここブッダビューは世界的にも有名な教室?だそうで、おおきく外人コースと日本人コースに別れています。
日本人はもちろん全部日本語で行われ、インストラクターもみんな日本人。みんな若い!
それから年間すごい人数がコースを取りにきて潜るのに、無事故だそうです。すごい!

ブッダビュー・ダイビングリゾート
ホームページ
>> http://www.buddhaview-diving.com/japan/


写真はブラジルの優勝に歓喜するひとたち。タオ島最後の日はWCの決勝戦 。みんなでみました。


■ホテルとぼくら[3]
【この街のホテル】
トロピカーナ
ここは今までで一番の「お値ごろ感」だったですね。ここは、一泊350バーツ(約1050円)のバンガローなんですが、目の前がきれいな海、それにテラスもある。
島は自家発電、電気を食う冷房はありません。電気は夜しかつかないので日中はあつい! 冷蔵庫もテレビもないし、シャワーは水。この島のホテルでホットシャワーがでるのは高いリゾートホテルだけです。
そんなこんなで、掃除の行き届いた敷地はとても清潔でロケーションも最高、レストランやホテルの人も親切で、この安さでは言うことなしです。 後で知りましたが、ロンリープラネット(*)で紹介されているらしく、欧米人が長期で滞在。いつも空き部屋待ちの人気ホテルでした。
運良くとまれてよかった!
*ロンリープラネット  欧米人に最も支持されているガイドブック。一切の広告を受け付けず、 レルトランやホテルのよい点悪い点をあからさまに指摘。編集者が実際に行って体験して書くので信ぴょう性が違う。日本のガイドブックのような写真はあまりないが、歴史の解説など非常に知的でニュートラル。


やしの木がいっぱい。そんな中にホテルのコテージがあります。奥に見えるがビーチ。

レストランもきれい。日本の海の家のよう小上がりがあり、ねれる。満月の夜に...

月夜のビーチのクラブで踊ってみる。ファイアーダンス!

うまいラーメンや。島の道はこんなかんじ。砂だらけですべる。ここをカブで行く。

さらに透明度が増すナンユアン島。写真ではうまく伝えられない。もっときれい。プールよりきれい。この船がタクシー。

おっぱい丸出し。こんなひとがいっぱいいました。右は丸出してない人。


【はみだし ★サムイの横にパンガン島とここタオ島があります。パンガン島はレイブパーティーで有名。満月の夜はフルムーンパーティー。ここに行く船を「バカ船」とよびます。みんな行ってました。僕が疲れてたのでめんどくさくてどうしてもいきたくなかった。さないちが行きたいとごねた。もめた。

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Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.

2002 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro