POKHARA


【 トゥールーズ DATA】
[広さ] ★★
ちいさい。
[物価] ★★★★
80%東京
[人の
よさ]
★★
[治安] ★★★
ふつう。
[移動容易度] ★★★★
[総合おもしろさ@せつ]
★★
[総合おもしろさ@さな]
★★★
2002 August 20-24 4night

[この町のホテル]
Grand Hotel D'orleaus
44.3E(5316円)
朝食/なし トイレバス/in room 冷暖房/扇風機 接客/まあまあ 立地/駅前 清潔さ/よい
 
オプション/つくえ、いす
、テレビあり。部屋が屋根裏なので天井が低いところがあって頭を打つ。まん中に柱がある。

■トゥールーズとニース、
 ロートレック、マチス、シャガール
 を巡る旅 

ビルバオからフランスとの国境をバスでこえベイヨンヌへむかう。ベイヨンヌからトゥールーズは電車で5時間ほどでつくフランスの学園都市。ここに4日滞在。そこからさらに夜行で6時間、ニースにつく。ここにまた4日滞在。
実は、このフランスの南の二つの都市は街的にはあまり魅力を感じなかった。高い物価(消費税が17.5%!)が追い討ちをかける。ワインと海とおいしいフランス料理を期待していったのだけど、お金がないとなかなか楽しめない。
この二つの街にはフランスを代表する芸術家の小さな美術館がたくさんある。それを訪ねる旅となりました。



■ベイヨンヌの駅前のレストラン。
結局フランスでここがいちばんおいしかった。

【ニース DATA】
[広さ] ★★★
[物価] ★★★★
80%東京
[人の
よさ]
★★★
[治安] ★★★
ふつう。
[移動容易度] ★★★
タクシーは非常に高い!
[総合おもしろさ@せつ]
★★★
[総合おもしろさ@さな]
★★★
2002 August 25-29 4night

[この町のホテル]
Meuble Flor Amy
40E(4800円)
朝食/なし トイレバス/in room 冷暖房/あり 接客/まあまあ 立地/目抜き通りに近い 清潔さ/まあまあ
 
オプション/キッチンつき まどがでかい ダイニング椅子と机がある



■時刻表をしらべる ■トゥールーズの町並み。川にかかる橋がきれい

■旧市街。■地下鉄は最新式だけどミニサイズ。幅がすごく狭い。椅子が1×1

これなんと最新式のディーゼルカー。

アルビの町並み。

■ロートレックの村「アルビ」
トゥールーズから電車で一時間、アルビという古い村があります。ここにはロートレックの美術館があります。ロートレックは19世紀末の芸術家で、裕福な家庭にうまれた明晰な男の子で将来を嘱望されたのですが、小さいころの病気が原因で人生が大きくかわりました。彼は絵を描きはじめその道に進むようになります。 かれのサインは「TL」、トゥールーズ・ロートレック。彼はこのトゥールーズの名家の人間なのです。
この美術館にはロートレックのデッサンを中心に、いくつかのペインティング、版画が見られます。内容的にはいいものはあまりなく(名作はパリのオルセー美術館や他の大きな美術館にある)絵自体にそれほど感慨深いものはありませんが、ロートレックの人生や境遇を一通り感じることができます。 アルビの町並みはとてもきれいで、中世の面影を残す典型的なヨーロッパの観光地です。ヨーロッパの各地から人が訪れます。



美術館からみた町並み。

教会。

■イザベル
アルビの駅で切符を買うのに困っていたとき、日本語で助けてくれたフランス人、イザベル。彼女は日本の大学に留学していてしばらく日本で生活していました。日本語がとても上手です。彼女のボーイフレンド、フィリップはフランス人、ラオスから亡命してきた夫婦に生まれたのでおもいっきりアジア人顔です。彼も日本に留学していました。
電車で一時間話して、その後日トゥールーズで会いました。昼ご飯を一緒にたべました。彼女も彼もいまは職さがしの毎日です。



■ニースの海岸。砂ではなくて玉砂利。ニースって古くてなんか熱海みたいです。

■変な彫刻のならぶ海岸道路。レストランはどこも高い。■ビーチバレーコート。ここだけ砂を敷いてある。

■マチスとシャガール
ニ−スの町なかにマチス美術館とシャガール美術館があります。
マチス美術館はむかしから行きたかったのですが、少し期待外れでした。というのも名作や大きな作品はほとんど他の有名な美術館にあるので、ここにはそれほど目を奪われるような作品がなかったからです。他ではあまり見られないマチスの陶芸があります。またやマチスの持っていたものなども展示されているのでマチスという人を知るには面白いですが。 美術館の建築が少し面白いつくりで、居心地はよかったです。
この美術館は公園の中にあるのですが、その公園と隣接する教会もなかなかでした。

さて、シャガール美術館は作品が大きなものが多く、美術館自体も面白いつくりでかなり見ごたえがあるのですが、いかんせんシャガールに興味がないのでなんとも...
あのファンシーな調子なので好きな人にはすごく楽しいところだろうなと思いました。(すごいいい加減.....)



■マチス美術館のある公園にある教会。

■マチスの教会
マチス美術館で、マチスがデザインした教会がニースから少し離れた街にあることを知り、そこにいってみることにしました。この教会の存在はまえから知っていたのですが、ニース近郊にあるとは知りませんでした。 この教会はかなり感動しました。マチス美術館より全然よかった。この教会の装飾はマチスの晩年の作品で、かなり歳をとっていた彼が、まさに最後の力を振り絞って作った渾身の作です。 ここは写真撮影禁止だったので、わかりやすい写真がありません。申し訳ない。
かんたんにいうと、マチスのあの張り絵のようなデザインで教会をつくったのです。扉や十字架、さらには神父さんの着る服まであの調子でデザインしてあります。圧巻はステンドグラス。マチスの張り絵はすごくバランスがいいのですが、これがステンドグラスになると更にいいんです。すごくきれい。ああ、こういうデザインでも教会足り得るんだなと思いました。
この街もヨーロッパの典型的な観光地です。丘の上の城壁の村で、バスでいきます。民芸調のお土産と並んで、ギャラリーがたくさんある村でした。このギャラリーがなかなかよかった。さすがフランス、芸術の裾野は広い!



■マチスの教会のある街でお茶。うまいクレープ。さすがフランス!

■夕方のニース

■ニースすこし離れるとこんなかんじ。あまり美しくない。
■レストランが余りに高いうえに期待外れが多いので、飯を自分でつくる。
さすがにワインはうまい。自炊は一番お買得かも。

【はみだしフランスのレストランはほんとに高い。なぜなら消費税が高いから。この消費税にレストランの組合が反対して何年か先から半分以下になるそうです。一旦導入されたものを民意で跳ね返すなんて。フランスは国民が政治に近いんだなあと思いました。


ビルバオ ミラノ



Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.

2002 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro