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湖のほとりを進むと、車窓の景色が目まぐるしくかわる。隆起してできた岩がちの山々の地層は、ななめになってたり、よく分からないふうにまがってたりして、まだ新しい地球の部分であることを物語る。 緑がだんだん増えた。さすが湖畔。ひさびさに緑をたくさんみた。 チチカカ湖は対岸が見えない。海のように広い。 |
■国境を超えてペルーへ 朝、雨降りのラパスを出発して、ボリビアの国境へ向かう。冷たいしとしと雨だ。バスはまあ、ぼろいけど、ウユニからラパスへ来たときのよりはきれいだった。二時間くらい走っただろうか、途中、湖でおりてボートに乗り換えた。でも荷物はそのままのせたまま。なんと、バスをいかだにのせて運ぶんです。すごすぎる。 ぼくらをのせたモーターボートは寒かった。雨降りで風切るから。 湖の反対かわで、のろいバスいかだがくるのをまってるあいだ、食堂けんお土産やみたいなドライブイン?で寒かったのでSOPA(=スープ)をたのんだ。それが下のお皿。 尾びれが古代魚みたいになってるんだよねえ。 チチカカ湖は、むかしの海だったところがそのまま3800mも隆起してできたそうで、まだよく分かっていないふしぎなことがたくさんあるそうです。この魚も淡水魚じゃなくて海の魚のなかまだそうです。そういえば味のタイに似てた気がする(気のせい)。 そんな名物を食べてる間にバスがきた。これでまた1時間程いきます。
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■国境らしいでしょ。この門が境目。らしい。スタンプおしてもらうところ。こんなとこにも物売りのおばちゃんの姿が。
国境事務所に入る手前にボリ両替え。そしての事務所の隣はみやげや。
■ボリビア、ペルーの陸路国境 国境らしい国境だった。イメージぴったり。まず、ボリビア側で出国の手続き。それから乗り換えたバスはピカピカ。ペルーのほうが経済的に豊からしいけど、こんなに差があるものなんだ。バスは国境らしい門をくぐって、さらに遮断機をくぐって、国境の事務所前へ。ここでまたバスを降りて荷物ももって、スタンプをおしてもらう。ボリビアとペルーのスタンプは似てる。 琵琶湖の9倍というチチカカ湖は、半分ボリビアで半分ペルーなんだよ。地図で見ると国境はまっすぐ線になってる。かなりアバウト。 さっそく商売熱心なおばちゃんに両替えをすすめられるが、あきらかにボリボリだったので相手にしない。そうするとこんどはお土産のおばちゃんがやってくる。おお、ひさびさのか物売りだ。ボリビアではほとんどいなかった物売りのおばちゃん。ここでは商売熱心だ。 そうだ、ここはペルーなんだねえ。 ペルーにつくと雨も止んですっかり晴れた。 |
■バスからの景色はとてもきれい。チチカカ湖畔をゆく。雲が低く、不思議な感じ。
■道は湖に寄ったり離れたり。おまつりやってた。
■▲このひんまがった地層を見よ!
■奥のみせ、ランチうまかった。安かった。 目抜き通りの半額以下。 |
■プーノ到着! ペルーの南のはし、チチカカ湖の観光の拠点、プーノについた。 ここはわりと大きなまちで、といっても、目抜き通りは一つで、けっこうでかい市場とアルマス広場があるだけ。教会はけっこう立派だ。(スペイン植民地のボリビア、ペルーでは、どのまちも中心の広場はアルマス広場。) あるいてすぐにひとまわりできるけど、なんせ3800m、坂でぜえぜえいうのは相変わらず。でもずいぶんなれた。町外れはけっこう閑散としてるけど、恐いと言う感じはなかった。 |
■なぜか来てすぐ食べたカステラ。 ミルクにインスタントコーヒーをいれるスタイルのカフェコンレチェ。右のしょうゆみたいなのがこいコーヒー。 |
【はみだし】★ここでもまたスティーブとキャサリンに偶然あった。一緒にピザたべた。かれらはチチカカ湖の島に一泊ホームステイするらしい。 ところでこのピザや、なぜかすごくうまかった。二回もいった。写真がなくて残念。 |
ラパス | チチカカ湖 |