【DATA】
[物価] ★★★
30%東京
[人の
よさ]
★★★★
[治安] ★★★★
[移動容易度] ★★
空気薄くてつらい!
[総合おもしろさ@せつ]
★★★★
[総合おもしろさ@さな]
★★★★★
2002 December 7 1day tour
■雲に近い湖
チチカカ湖はふしぎな感じのする湖だった。波はなく、ボートはだだっぴろい湖面をゆっくりはしる。写真では雲ってるように見えるけど日ざしは強烈でかなり焼ける。ここが標高3800mだということを感じる瞬間。しかし雲が低い。低いと言うか近いと言うか、迫ってくる感じというか、それが湖面に写ったりしてなんか変な感じです。

チチカカ湖は琵琶湖の約10倍の広さで世界で5番目。海抜3800mほどの高地にありもちろん世界最高。湖面の60%がペルー領で40%がボリビア領である。この湖にはなんと海軍がいる!   

ぼくらはプーノでチチカカ湖の1日ツアーに参加しました。朝から夕方まで、観光で有名な島2つをまわるプランで、昼飯つきでひとり50ソル=2000円。ぼくらのプランはウロス島とタキーレ島にいくツアー。ほかに、島で一泊したり、ホームステイするプランもあるよ。


■ウロス島
この島は浮いています。ここにはトトラという葦みたいな草をあつめて、それを束ねて地面にしています。葦がくさるとその上にまた束ねた葦をかぶせるだけ。そんな原始的な作りですが、意外に広い。ふかふかですが、安定してる。トトラの厚さは2〜3mもあり、下のほうから腐ったりしてだんだんと土になる。畑になっているところは黒い土になっており野菜などがも栽培されてた。
現在は14個の浮島に約1000人が住んでいるそうです。15年前には3000人いた人たちは、どんどん湖岸のプーノの町などに行ってしまい、後10年もすれば本当の住人はいなくなってしまうのではないかといわれているらしい。一番大きな島には学校もあるそうです。ソーラー発電で電灯もある。実はこういうの日本からの寄付で建てられたんだって。

いくつかの島には、家があり、教会まであります。もちろんぜんぶ葦製。なににつかうのかわからないアヒルのかたちのやぐらもあった。
子供は一生懸命ぬのに刺繍をしています。お土産やの家族なので、親がみえるところでやらせてるんだろうけど。 でも単純に一生懸命でかわいい。日ざしが強いので、みんなこげたみたいな真っ黒な顔です。

■この船で島の間をいどうした。 ■島の上にはいろんなものがある。ココは観光用の地区みたいな感じだとおもう。電線もあった。

■いくつかの集落にわかれている。■アンデスのおばちゃんは、砂漠でも畑でも街でもここでもみんなおなじスタイル。

■一生懸命ぬいものちゅう。3、4さいだとおもう。■みやげものやのおばちゃん

■なににつかうのかよくわからないトリのやぐら。



■チチカカ湖はほんとにひろい。向こう岸がみえない。雲が近いのでふしぎな風景だ。


■タキーレ島
ウロス島からふねで二時間くらいか、タキーレ島という島に到着。ここは刺繍が有名な島だそうで、どこでもこどもが刺繍してる。なんか、あや取りしてるみたいでおもしろい。

この島は、頂上に教会と集落があるんだけど、 そこまでのみちのり、たのしいけどキツい。行きは1時間くらいかけてのんびり島の裏から迂回したコースを。
ゆるーい坂なのにかなりキツい。さすが標高3800m。富士山より高いんだもんなあ。

写真の坂は帰りの下り坂をみあげたところ。ここが港からの最短距離なんだけど、これをのぼるのは一苦労のはず。ぜんぶ急な階段。おりるのも恐いくらいです。ここをタンスとかビールびんとかかついだ島の人がのぼって行く! すごい! ぼくら下るだけで汗だく。


■行きの上り坂。ゆるいのに辛い。まじでつらい。途中で立ち小便したら気持ちよかった。

■ひつじ集団に道をはばまれる!

■博物館とかみやげものやもあるセントロ。教会の広場。

■ここでランチタイムです。おいしかった。


【はみだし】★この地域では、おしっこでリンスするんです。それがあの黒髪の秘けつらしい! ちなみにここは「あいのり」でマッチ棒がりんごに告白を決意した島です。マッチ棒もじゃんけんで負けておしっこで髪を洗った。


プーノ クスコ



Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.
2003 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro