Venezia
【DATA】
[広さ] ★★★
けっこうひろい。
[物価] ★★★
70%東京
[人の
よさ]
★★★
[治安] ★★★★
ふつう。
[移動容易度]
歩きか船。クルマがない。
[総合おもしろさ@せつ]
★★★★
[総合おもしろさ@さな]
★★★★
2002 September1-5 4nights

荷物はこびベネチア
ミラノにつづいて母ちゃんと合流旅行、二都市目。
ミラノとローマ、(入国地と出国地)以外は行くところをきめていない10日だったので、ベネチアに行く事にしました。母ちゃんはベネチアは行ったことがないので、うきうきしていました。
しかーし。最初の洗礼は、荷物はこび。この日ベニスは運河でレガッタのレースがあって、二時以降ボートが運休になったのです。そんなことしらなくて、昼飯食ってる間に「ボート動かないよ」と。がーん。そうです、ここベニスはクルマが入れないのです。したがってタクシーはなし。ベニス唯一の公共交通ボートがなくなった今、徒歩しかないのです。しかもスーツケースつきのご老体一人と、それぞれ30キロ近い荷物を担いだ僕ら二人。直線でたった3キロ程の距離を、観光客でいっぱいのぐるぐる細い路地のような道と、運河にかかる太鼓橋(上写真:ボートが下をくぐるので太鼓橋なのです。階段がきつい!)に悪戦苦闘しながら何度も休憩して二時間近くかけてホテルに到着! ほんとにつかれた。ぐったりしてしまったが、けっこう楽しかったみたい。これも個人旅行の醍醐味とひらきなおる。もう一回は嫌だけどね。

やっとサンマルコ広場に到着! 苦闘二時間、目の前に目のさめるようなきれいな風景。



■電車でベニスへ ■こんな町並み。カバンもって橋を渡るのがつらい ■昔来た時と同じ風景に再会!カンドウ


■ボートからみた風景 ■サンマルコ広場を教会の二かいから ■サンマルコ広場と夏の雲



■すごいシャンデリア。天井がたかい。
■ゴージャスなホテル
ホテルはサンマルコ広場のすぐ近所。古い18世紀の建物を改造したホテルです。 部屋はとても広く、ベネチアングラスのシャンデリアがかかっています。窓から運河を行くゴンドラを眺められます。ゴンドラ観光のカンツオーネをうたう声で目がさめます。
まさに「自由旅行ならでは」のナイスホテルとの出会いに、母ちゃん、感激した御様子。
ミラノのホテルのお兄ちゃんに、ガイドブックをみせて予約してもらいました。このお兄ちゃん、ディスカウントの交渉までしてくれて、なんと三人で160ユーロ。ほんとは200ユーロ以上するらしい。

【この町のホテル】
Hotel S.Moise(★★★)
160E(トリプル。18000円)
朝食/なし トイレバスin room きれい 冷暖房/あり 接客/ふつう 立地/よい。清潔さ/きれい。窓からゴンドラのとおる運河が見える

■運河ぞいにあるホテルです。 ■王様のベッド。母ちゃんは給仕係のベッドでねた。


■ゴンドラ三連発


■バス停ならぬボート停留所 ■夕暮れの海辺。ゴンドラが並ぶ

■ピカソやレジェの来たイタリア料理のお店
ベニスでは美味しいレストランがたくさんありました。旅行の食事は僕らにとっては日常ですが、母ちゃんにとってはスペシャルイベント。ここぞとばかり値段も高いところばかり行きました。
そのなかでおもしろかったのがピカソやレジェも来たという、絵が一杯飾ってあるレストラン。ふたごのボーイがいる、感じのいいレストランでした。ここのアーリーオーリオペペロンチーノが最高にうまかった。ワインもね。

■ゴンドラにのるぞ
細い路地のような運河を小さなゴンドラという小舟で、ゆらゆら水上散歩するベネチア名物。 歌ったり演奏してくれたりするゴンドラツアーもあります。夕暮れ時が、雰囲気がいいそうで、乗ってみました。ちなみに運河の狭いところはちょっと臭い。

■サンマルコ広場の夜。ひときわ明るいところがステージ ■サンマルコ広場の夜の演奏
僕らのホテルはサンマルコ広場のすぐ近所。食事の帰りに広場をとおった時、カフェのまえの特設ステージでバイオリン、チェロ、ピアノやアコーデオンのバンドが演奏しています。いくつかのカフェの前にあり、毎日バンドもかわりますが、僕らが巡り会ったこのバンドが、たまたますごくまとまっていたようです。グレイトな演奏を聞かせてくれました。ほんと、よかった。

■この曲なんていうの? 吉澤さんおしえて。
■バイオリンの人がかっこよかった。

【はみだし】★ベネチアは水の都。道が狭くてクルマはとおれません。したがって運河が唯一の交通機関。よく観察していると、いろいろ面白いフネが。以下はサナイチコレクションの「働くふねシリーズ」。左からゴミ収集の清掃ふね、郵便配達ふね、ビール配達ふね、工事のクレーンふね。


ミラノ ローマ



Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.

2002 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro