ザキントス島
【DATA】
[広さ] ★★★★
いがいとデカい
[物価] ★★★
50%東京
[人の
よさ]
★★★★★
[治安] ★★★★★
[移動容易度] ★★★
クルマか原チャリが必要。
[総合おもしろさ@せつ]
★★★★
[総合おもしろさ@さな]
★★★
2002 September20-25 4night


■地中海の島へ
エ−ゲ海が観光の中心のギリシャですが、ここザキントスは地中海がわにある大きな島です。ここは日本人には有名な観光地ではありません。地球の歩き方などのガイドブックでもほとんど紹介されていません。主にドイツやイタリアなどのヨーロッパの人がたくさん来ています。
ザキントス島の雰囲気的は、あまりギリシャらしくなく、どこかアジアみたいです。海の透明度は抜群で、「カレタカレタ」と呼ばれるウミガメが岸に来ることでも有名です。


バーリ港からみた夕日。さびしい港です。

スイス人と日本人と船上宴会を。ぼくべろべろによっぱらった。らしい。

イタリアのバ−リから夜行のフェリーで、ギリシャのパトラスという街にお昼の12時につきました。ザキントス島に関して僕らが持っていた情報は、「カメがいる島らしい」ということくらい。パトラスのトラベルインフォメーションセンターでザキントス島への行き方と、どんな島かをを聞きました。聞けば聞くほど面白そうだったので行くことに。まさに行き当たりばったりで、バスとフェリーを三時間乗り継いでザギントス島に辿りつきました。



■パトラスからザギントスへ向かう。パトラスから直接船はないのでこの田舎の小さい港へ。
船はものすごくきれい。




■バイクはプジョーの最新式の原チャリ
■ザキントス島の楽しみ方
レンタルバイクを借りて島内を走ったのですが、ザギントス島はかなり大きな島でした。高低差がかなりあるので、道もくにゃくにゃ曲がっていて、景勝地まで行くのにけっこう時間がかかります。ギリシャと言えど、9月の末なので、単パンで原チャリはけっこう寒い。
道の途中はオリーブの木だらけで、壮観です。 断崖絶壁に囲まれたギリシャを代表するきれいなビ−チ(タイトル写真)に船で行って泳ごうと思ったのですが、あいにく海が荒れててボートが出ませんでした。この島では海の状態によってスケジュールが大きく左右されるので、短期の滞在には向きませんね。というより、みんなそういうのんびりした風土で暮らしているので、ここに来たらそういうのにどっぷり漬かるのが楽しい滞在方法だと思います。
結局ぼくらは見たかった洞くつにも行けず、寒くてビーチでもあまり泳いでいませんが、それでもこのほのぼのした雰囲気は満喫できたように思います。とてもリラックスできたいいところでした。


■途中ヤギとか牛が横断する。アジア以来久々の動物。


■ビーチはきれいで遠浅。砂ではなくて玉砂利です。

■このビーチがすごい! ここには別の入り江(中上の写真の場所)から船で行くしかない。
海が荒れて船が出なかったために、 上から見るだけ。ここからは降りられない。ウ−残念。





■地ワインや。島中にある。樽から直接瓶に入れてくれる。あまりうまくはない。

■スタジオ
船をおりて、とまるホテルのあてがなかったぼくらは、たまたま客引きに来てた笑顔のグレイトなおじちゃんにつれられて、おじちゃんが経営する民宿に行きました。
ギリシャではこういうキッチン付きの長期滞在用の宿泊施設をスタジオと呼んでいます。 ここはおじいちゃんおばあちゃんの老夫婦と、おじちゃんと奥さんのマリア夫婦、ほかに男性一人女性一人の大家族が経営するスタジオで、部屋数は8コ、僕らが泊まった部屋のすぐ隣に、それぞれ家族ごとに住んでいます。
夕方着いたぼくらに取りあえずビールをふるまってくれたり、おじいちゃんに朝会うと、とれたての卵をくれたりするような、ほのぼのしたホテルです。夕方も庭で、宿泊客とオーナー家族の話し声が聞こえてきます。とても居心地がよくて、もっといたいなあと思いました。
【この町のホテル】
マリアのスタジオ 25E(3000円)
朝食/なし トイレバスin 冷暖房/なし 接客/みんなほんとにフレンドリー。立地/海まですぐ。清潔さ/きれい そのほか/キッチン、テラスつき。部屋も広く中庭もきれい。いうことなし。

めしはほぼ毎日作った。イタリアにくらべてレストランはあまりうまくない。(くらべる相手が悪いか...)

【はみだし ★ギリシャは島がたくさんあって、どの島も観光地なので船の便が異常に発達しています。どの船も大形のフェリーで内装もきれい。車やトラックもいっしょにのります。バスのチケットを買うと実は途中バスごとフェリーに乗ったりします。もちろんその間はデッキでくつろげます。ギリシャの他の公共交通機関、たとえば電車と比べると雲泥の差です。


アルベロベッロ サントリーニ島



Thanx for all of cheers and all of kindness. We are realy happy man.

2002 Hayato Setsu and Sanaichi Tashiro