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■地中海の島へ バーリ港からみた夕日。さびしい港です。 スイス人と日本人と船上宴会を。ぼくべろべろによっぱらった。らしい。 イタリアのバ−リから夜行のフェリーで、ギリシャのパトラスという街にお昼の12時につきました。ザキントス島に関して僕らが持っていた情報は、「カメがいる島らしい」ということくらい。パトラスのトラベルインフォメーションセンターでザキントス島への行き方と、どんな島かをを聞きました。聞けば聞くほど面白そうだったので行くことに。まさに行き当たりばったりで、バスとフェリーを三時間乗り継いでザギントス島に辿りつきました。 |
■バイクはプジョーの最新式の原チャリ |
■ザキントス島の楽しみ方 レンタルバイクを借りて島内を走ったのですが、ザギントス島はかなり大きな島でした。高低差がかなりあるので、道もくにゃくにゃ曲がっていて、景勝地まで行くのにけっこう時間がかかります。ギリシャと言えど、9月の末なので、単パンで原チャリはけっこう寒い。 道の途中はオリーブの木だらけで、壮観です。 断崖絶壁に囲まれたギリシャを代表するきれいなビ−チ(タイトル写真)に船で行って泳ごうと思ったのですが、あいにく海が荒れててボートが出ませんでした。この島では海の状態によってスケジュールが大きく左右されるので、短期の滞在には向きませんね。というより、みんなそういうのんびりした風土で暮らしているので、ここに来たらそういうのにどっぷり漬かるのが楽しい滞在方法だと思います。 結局ぼくらは見たかった洞くつにも行けず、寒くてビーチでもあまり泳いでいませんが、それでもこのほのぼのした雰囲気は満喫できたように思います。とてもリラックスできたいいところでした。 |
■途中ヤギとか牛が横断する。アジア以来久々の動物。 |
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■スタジオ 船をおりて、とまるホテルのあてがなかったぼくらは、たまたま客引きに来てた笑顔のグレイトなおじちゃんにつれられて、おじちゃんが経営する民宿に行きました。 ギリシャではこういうキッチン付きの長期滞在用の宿泊施設をスタジオと呼んでいます。 ここはおじいちゃんおばあちゃんの老夫婦と、おじちゃんと奥さんのマリア夫婦、ほかに男性一人女性一人の大家族が経営するスタジオで、部屋数は8コ、僕らが泊まった部屋のすぐ隣に、それぞれ家族ごとに住んでいます。 夕方着いたぼくらに取りあえずビールをふるまってくれたり、おじいちゃんに朝会うと、とれたての卵をくれたりするような、ほのぼのしたホテルです。夕方も庭で、宿泊客とオーナー家族の話し声が聞こえてきます。とても居心地がよくて、もっといたいなあと思いました。
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めしはほぼ毎日作った。イタリアにくらべてレストランはあまりうまくない。(くらべる相手が悪いか...) |
【はみだし】 ★ギリシャは島がたくさんあって、どの島も観光地なので船の便が異常に発達しています。どの船も大形のフェリーで内装もきれい。車やトラックもいっしょにのります。バスのチケットを買うと実は途中バスごとフェリーに乗ったりします。もちろんその間はデッキでくつろげます。ギリシャの他の公共交通機関、たとえば電車と比べると雲泥の差です。 |
アルベロベッロ | サントリーニ島 |